内視鏡の小型化、検査の普及などにより、患者様のご負担は軽減しています。ただ、未だ「痛い」「苦しい」というイメージは完全には払しょくできていないようです。当院では、ご希望に応じて鎮静剤を使用することで、ウトウトと眠ったような状態で検査を受けられる体制を整えています。痛み・苦しさ・恐怖心をほとんど感じずに大腸カメラ検査を受けていただけます。
大腸カメラ検査というと、まだまだ身近な検査とは言えないかもしれません。しかし大腸がんなどの大腸の疾患の早期発見のためには欠かせない検査です。さくら通り循環器消化器内科では、さまざまな工夫により、誰もが安心して大腸カメラ検査を受けていただけるよう努めています。初めて大腸カメラ検査を受ける方、以前に受けた大腸カメラ検査が辛かった・不安だったという方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
特徴01
内視鏡の小型化、検査の普及などにより、患者様のご負担は軽減しています。ただ、未だ「痛い」「苦しい」というイメージは完全には払しょくできていないようです。当院では、ご希望に応じて鎮静剤を使用することで、ウトウトと眠ったような状態で検査を受けられる体制を整えています。痛み・苦しさ・恐怖心をほとんど感じずに大腸カメラ検査を受けていただけます。
特徴02
大腸カメラ検査前の下剤については、ご自宅で飲んでいただくことも、ご来院後に飲んでいただくことも可能です。ただ、どうしても下剤が飲めないという場合には、内視鏡から直接下剤を大腸に投与する「内視鏡的洗浄液注入法」で対応させていただくことも可能です。下剤が苦手という患者様にとって、非常に負担の少ない検査となります。
特徴03
粘膜表層の微細な血管・形状の変化を強調して映す「Blue LASER Imaging(BLI)機能」、粘膜のコントラストを強調して映す「Linked Color Imaging(LCI)機能」を搭載した、最新の内視鏡システムを導入しております。これに加えて拡大観察機能も備わっているため、炎症・潰瘍・がん・ポリープといった病変を、より早期のうちに発見することが可能です。
特徴04
日本消化器内視鏡学会専門医である医師が大腸カメラ検査を実施します。豊富な経験に基づいた高度な技術、正確な・新しい知識を活かし、患者様お一人おひとりの大腸カメラ検査を丁寧に実施しております。大腸カメラ検査に伴う痛みや苦しさは、担当する医師の技量にも左右されます。患者様のご負担の少ない検査を提供して参りますので、どうぞ安心してご相談ください。
特徴05
大腸カメラ検査、胃カメラ検査ともに、日本消化器内視鏡学会専門医である女性医師が担当します。男性医師にはどうしても抵抗がある、恥ずかしいという方もお気軽にご相談ください。なお検査着には肛門部が開くようになっているため、お尻が丸出しになるということはありません。患者様のこころにも配慮した検査を行いますので、ご安心ください。
特徴06
大腸カメラ検査と胃カメラ検査を別日に受けるほど時間がない、いっぺんに済ませてしまいたいという方のために、両検査を同日に実施できる体制を整えております。通院回数が減るだけでなく、検査前の絶食なども一度で済むため、患者様のご負担は大きく軽減されます。もちろん、同日に実施したからといって検査の精度が変わるということはありません。
特徴07
仕事や学校、ご家庭のご用事などで、平日は忙しいという方も少なくありません。箕面市桜ケ丘のさくら通り循環器消化器内科では、土曜日の9:00~16:00にも内視鏡検査を行っておりますので、ぜひご利用ください。また平日についても、月曜・火曜・水曜・金曜の17:00~18:30が内視鏡の検査枠となっておりますので、多くの方にとって、検査が受けやすくなっているかと思います。
特徴08
当院では、大腸ポリープ、早期大腸がんの切除を日帰り手術として行うことが可能です。大腸カメラ検査の際にご同意を得た上で発見次第切除するというケースと、他院で見つかった大腸ポリープや早期大腸がんの切除のみを当院で行うというケースがあります。大腸がんの切除に対応するクリニックは少数ですが、豊富な経験と安全性の高い設備の導入により、当院であれば安心してご相談いただけます。
特徴09
通常、内視鏡検査では空気を送って胃や大腸を含まらせます。ただこの場合、検査後にしばらくお腹が張るという問題がありました。そこでさくら通り循環器消化器内科では、空気よりも200倍速く吸収される「炭酸ガス」を送気するシステムを導入しています。これにより、検査後も速やかにお腹の張りが解消し、快適な日常生活に戻っていただけます。
特徴10
当院では、内視鏡検査のガイドラインで推奨されている、過酢酸を用いた内視鏡専用の洗浄装置(ESR-100)を導入しております。また内視鏡以外の器具については、超音波洗浄装置・オートクレーブによる消毒・洗浄・滅菌を行います。さらに生検鉗子、スネア鉗子などにはディスポーザブル(使い捨て)製品を採用するなど、院内感染のリスクを限りなくゼロに近づけられるよう努力しています。
上記該当する方は、
お早めに当院へご相談下さい。
40歳以上の方は、
年1回の大腸カメラ検査を
推奨します。
大腸カメラ検査では、内視鏡を肛門から挿入し、大腸全体の粘膜を観察します。
大腸がん・大腸ポリープ・大腸憩室症、虚血性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、急性腸炎、感染性腸炎などのさまざまな疾患を、早期のうちに発見することが可能です。特に便潜血検査で陽性であった方は、必ず精密検査として大腸カメラ検査を受けるようにしてください。
また便潜血検査で陰性だった場合も、大腸がんのリスクが高くなる40歳以上の方は、年に1度の大腸カメラ検査をおすすめします。
大腸がんをはじめとする大腸の病気の中には、ほとんど自覚症状なく進行するものが少なくありません。
大腸カメラ検査では、カメラを介して粘膜を観察するため、症状のない早期の段階で病気を発見できる可能性が高くなります。
また当院では、病気をより早期に、より確実に発見するため、粘膜表層の微細な血管・形状の変化を強調する「Blue LASER Imaging(BLI)機能」、粘膜のコントラストを強調する「Linked Color Imaging(LCI)機能」、そして「拡大観察機能」を備えた内視鏡システムを導入しています。
事前に患者様にご同意をいただけた場合には、大腸カメラ検査の際に発見した大腸ポリープを、その場で切除するということが可能です。
大腸ポリープの一部は、がん化して大腸がんになることが知られています。
がん化のリスクのあるポリープをあらかじめ切除しておくことが、大腸がんの予防にもなるのです。
なお、大腸粘膜には神経がないため、切除の際に痛むということはありません。どうぞ、ご安心ください。なお当院では、早期大腸がんの切除にも対応しております。
大腸ポリープができても、基本的に症状はありません。ポリープが大きくなった時などに、便と擦れるなどして、少量の出血がある程度です。
しかし、一部の大腸ポリープにはがん化のおそれがあります。そういった大腸ポリープについては、積極的な切除が推奨されています。
大腸ポリープの原因の1つに、高脂質・高カロリー、食物繊維不足といった食生活の欧米化が挙げられます。
また一部の遺伝子異常は、大腸ポリープの発生やポリープのがん化リスクを高くすると言われています。
特に、血縁者に大腸ポリープ・大腸がんの既往がある場合には、症状のあるなしに関係なく、定期的に大腸カメラ検査を受けることをおすすめします。
大腸ポリープも、以前は入院して切除するのが一般的でした。しかし現在では、クリニックで日帰りで受けていただけるようになっています。入院して行われるポリープ切除と内容は変わりません。お身体への負担、そして費用も抑えられるため、安心して当院にご相談ください。
当院では、日本消化器内視鏡学会専門医である女性医師が大腸ポリープ切除を行います。症例に応じて、以下のような術式を使い分けます。
内視鏡の先端からスネアという輪っか状の器具を出し、ポリープに引っ掛けて、締め付けることで切除します。
出血が少なく、腸管穿孔のリスクもほとんどありません。
粘膜の下層に生理食塩水を注入し、ポリープ・早期大腸がんを持ち上げた上でスネアを引っ掛け、高周波電流を流して焼き切ります。
日帰り 大腸ポリープ切除 |
20,000円~30,000円 |
---|
大腸ポリープ切除手術は、ほとんどのケースで民間の医療保険の給付金支払い対象(適用)となります。加入されている民間の医療保険の給付金の対象となるかどうかは、入られている保険の内容によって変わりますので、詳細は保険会社にお問い合わせください。
保険会社が指定する専用の用紙がある場合が多く、そちらを当院までお持ちいただき、1週間程度で書類を作成いたします。
大腸ポリープのうち、腫瘍性ポリープについては、がん化のおそれがあります。また大腸がんのほとんどは、腫瘍性ポリープががん化して発生します。つまり、粘膜から直接がんが発生するケースは少数派であり、腫瘍性ポリープをポリープの段階で切除しておくことが、大腸がんのリスク低減につながるのです。
部位 | 罹患数 |
---|---|
全がん | 1,017,200 |
大腸 | 155,400 |
胃 | 124,100 |
肺 | 122,300 |
乳房(女性) | 92,200 |
前立腺 | 78,500 |
部位 | 罹患数 |
---|---|
全がん | 572,600 |
大腸 | 89,100 |
胃 | 84,200 |
肺 | 82,700 |
前立腺 | 78,500 |
肝臓 | 24,500 |
部位 | 罹患数 |
---|---|
全がん | 444,600 |
乳房 | 92,200 |
大腸 | 66,300 |
胃 | 39,900 |
肺 | 39,600 |
子宮 | 26,800 |
出典:国立がん研究センターホームページ
部位 | 罹患数 |
---|---|
全がん | 380,300 |
肺 | 76,600 |
大腸 | 54,200 |
胃 | 45,000 |
膵臓 | 35,700 |
肝臓 | 26,000 |
部位 | 罹患数 |
---|---|
全がん | 222,500 |
肺 | 54,400 |
大腸 | 29,500 |
胃 | 29,100 |
膵臓 | 17,900 |
肝臓 | 17,000 |
部位 | 罹患数 |
---|---|
全がん | 157,800 |
大腸 | 25,100 |
肺 | 22,200 |
膵臓 | 17,800 |
胃 | 15,500 |
乳房 | 15,100 |
出典:国立がん研究センターホームページ
大腸癌研究会が、一定水準以上の条件を満たす国内の医療機関から集計した統計によると、ステージごとの5年生存率(診断されてから5年後に生存が確認された割合)は以下のようになりました。
0期 | がんが粘膜内にとどまる |
---|---|
I期 | がんが固有筋層にとどまる |
II期 | がんが固有筋層の外まで浸潤している |
III期 | リンパ節移転がある |
IV期 | 血行性転移(肝転移、肺転移)または腹膜播種がある |
ステージ | 当科手術後 5年生存率 (2007年〜2009年症例) |
全国手術後 5年生存率 (2000年〜2004年症例) |
---|---|---|
I期 | 96% | 92% |
II期 | 98% | 85% |
III期 | 95% | 結腸癌72%/直腸がん63% |
IV期 | 25% | 19% |
5年後の生存率よりわかる、
早期治療のための早期発見の重要性
大腸ポリープのうち、腫瘍性ポリープについては、がん化のおそれがあります。
また大腸がんのほとんどは、腫瘍性ポリープががん化して発生します。
つまり、粘膜から直接がんが発生するケースは少数派であり、腫瘍性ポリープをポリープの段階で切除しておくことが、大腸がんのリスク低減につながるのです。
大腸カメラ検査には、保険が適用されます。その際の患者様のご負担の目安は、以下の通りです。
初診料・前処置薬剤・採血など | 2,500円~4,000円 |
---|---|
大腸カメラ検査のみ | 約5,000円 |
病理検査(追加費用・部位により異なります) | 5,000円~12,000円 |
合計 | 7,500円~18,000円 |
※目安のご負担額です。使用する薬剤などにより、金額は変動します。
はい、必要です。
事前診察では、問診、服用中のお薬の確認、必要に応じた血液検査・腹部レントゲン検査などを行います。またこの時、検査日を決定し、前処置用のお薬をお渡しします。
事前診察については、ご予約なしでも受けていただけます。
ただし、他の患者様のご予約の状況によっては、長時間お待ちいただくことがあります。できるだけ、事前にお電話でご予約ください。
なおその際に、事前診察だけでなく、大腸カメラ検査の実施日時を予約することも可能です。
ウトウトと眠っているような状態になり、検査を開始しても痛み・苦しさ・恐怖心はほとんどありません。
感覚としては「気づいたら終わっていた」という感じです。
注意点としては、鎮静剤を使った日の車・バイクの運転ができないということが挙げられます。
したがって、ご来院の際も、公共交通機関またはご家族の運転する車などでお越しいただく必要があります。
お仕事の時間にもよりますが、当院であれば月曜・火曜・水曜・金曜の17:00~18:30、
または土曜日の9:00~16:00が内視鏡検査の枠となっておりますので、ご利用しやすくなっているかと思います。
当院では、日本消化器内視鏡学会が定めるガイドラインを満たした、内視鏡専用の洗浄機器を導入しています。
内視鏡以外の繰り返し使用する器具についても、その使用ごとに、超音波装置やオートクレーブによる徹底した衛生管理を行っています。
さらに生検鉗子、スネア鉗子はディスポーザブル(使い捨て)製品を採用しております。
新型コロナウイルス感染症対策については、検査ごとのベッド回りのアルコール消毒、窓を開けての換気を行っています。どうぞ、安心してご相談ください。
大腸カメラ検査のみ(生検やポリープ切除なし)であれば、3割負担の方で7,500円、ポリープ切除(1箇所)も行った場合であれば28,500円がそれぞれ目安となります。 あくまで目安ですので、使用する薬剤などにより、金額は多少変動します。
初めて大腸カメラ検査を受けるという方には、基本的にご来院いただいてから飲むことをおすすめしています。
以前に大腸カメラ検査を受けたことのある方、ご自宅がすぐお近くという方については、ご自宅で飲んでくださっても構いません。
なお、院内には下剤を飲むための専用のスペースと専用のトイレをご用意しております。
はい、当院では大腸ポリープの日帰り切除を行っております。
検査時にその場で切除するケースと、他院で見つかったポリープを当院で切除するケースがあります。
ただし、ポリープの大きさ、術後合併症のリスクなどによっては、病院をご紹介させていただくことがあります。
ポリープの再発、あるいはその他の大腸疾患の発見のため、その後も定期的に大腸カメラ検査を受けましょう。
目安としては、1年後に再度検査を行い、そこでポリープなどの病変がなければ2~3年ごとに検査を行います。
ただし、40歳以上の方、ポリープが多発していた方、がん細胞が見つかったという方は、毎年の検査をおすすめします。
はい、可能です。
ただし、麻酔薬などの薬剤を投与するため、大腸カメラ検査後の2日間は授乳を控えていただきます。
事前に詳しくご説明いたしますので、ご安心ください。
はい、特に問題なく受けていただけます。
当院の内視鏡検査は、女性医師が担当いたします。
女性特有のお悩み、心配事であっても、遠慮なくお話いただけることと思います。
© さくら通り循環器消化器内科